VEGAS Pro 18 使い方講座⑩ タイムラインのプレビュー方法【初心者講座】

当コンテンツでは、動画編集初心者向けにVEGAS Proの使い方を20回にわけて講座形式で解説しています。

解説には、VEGAS Proのバージョン18を使用していますが、最新の「VEGAS Pro 21シリーズ」でも通用しますので、VEGAS Proを始めて使用される方はぜひ最初にこの講座で学んでみてください。

「VEGAS Pro 18 使い方講座」の第10回目の講座では、VEGAS Pro 18でタイムラインをプレビュー再生する方法や プレビュー品質と解像度の調整方法について解説しています。

無料動画講座

動画で学びたい方はYoutubeで公開している「VEGAS PRO 18初心者講座⑩ タイムラインのプレビュー方法」をご覧ください。

動画講座の方が解説が詳しいので、動画で学ばれることをお勧めしますが、ブログ上で補足説明を追加する場合があるので、動画とブログ両方ご覧になることをお勧めします。

タイムラインプレビューのコントロール方法

タイムライン下部にあるトランスポートバーを使用する

タイムライン下部に設置されている、トランスポートバーを利用することで、タイムラインのプレビューをコントロールすることが出来ます。

１．録音

録音ボタンは、マイクから音声を録音する際に使用します。

２．ループ再生

ループ再生ボタンをクリックして「ON」状態にしておくと、プレビュー再生を行った時にループリージョンが設定されている範囲が繰り返し再生されるようになります。

３．最初から再生

「最初から再生」ボタンをクリックすると、再生カーソルがどの位置にあっても、タイムラインの一番左端からプレビュー再生が開始されます。

４．再生

再生ボタンをクリックすると、現在のカーソル位置からプレビュー再生が行われます。

再生が開始すると、再生開始位置に黒い縦線が表示されます。

再生中に再生ボタンを再度押すと、再生開始位置から再度再生することが出来ます。

５．一時停止

プレビュー再生中に一時停止ボタンをクリックすると、プレビュー再生が終了し、カーソルが一時停止ボタンをクリックした位置の所で保持されたままになります。

プレビュー再生されていない状態で、一時停止ボタンをクリックすると、プレビュー再生が始まり、再生開始位置に黒い縦線が表示されます。

６．停止

プレビュー再生中に停止ボタンをクリックすると、プレビュー再生が終了し、カーソルが再生開始位置まで戻ります。

７．最初に移動

タイムラインの一番左端に、カーソルが移動します。

８．最後に移動

プロジェクトの末尾（タイムライン上で一番右に配置されているイベントの終端）にカーソルが移動します。

９．前のフレーム

1フレーム前にカーソルを移動します。

１０．次のフレーム

1フレーム後ろにカーソルを移動します。

ビデオプレビューウィンドウのコントロールを使用する

ビデオプレビューウィンドウにも ビデオプレビュー用のコントロールが搭載されています。

デフォルトでは、再生、一時停止、停止の三つのコントロールボタンしか表示されていませんが、一番右のその他ボタンをクリックすればタイムライン下部のトランスポートバーにあったボタンと同じ機能を利用することが出来ます。

表示ボタン設定の編集からカスタマイズすることで、以下のようにビデオプレビューウィンドウにすべてのプレビューコントロールボタンを表示させることも出来ます。

プレビュー品質・解像度の調整

ビデオプレビューウィンドウの上部にあるボタンを利用してプレビュー品質と解像度を調節することが出来ます。

この設定は、プレビューのみに使用されるもので、最終的にレンダリングして出力されるビデオには一切影響はありません。

ビデオプレビューのレンダリングの品質には、ドラフト、プレビュー、標準、最高の４つのオプションが用意されています。

また、それぞれのレンダリング品質毎に、自動、フル、2分の1、4分の1の４つの解像度オプションが用意されています。

解像度を下げることで、ビデオプレビューウィンドウでより高いフレームレートを表示できます。

「自動」設定にすると、ビデオプレビューウィンドウのウィンドウサイズに合わせてフレームサイズが調整されます。