Boris FXがVEGAS Proファミリーを買収したことにより、VEGAS Proの開発は今後Boris FX社に引き継がれました。すでにインターナショナル版の「VEGAS Pro 2026 (Build 66)」がBoris FX公式サイトにて購入可能になっています。
日本語版の販売・サポートは今後も引き続きソースネクストによって行われる予定ですが、現時点ではいろいろ未定らしく日本人ユーザーはしばし待たされる事になると思います。詳しくは以下の記事を参照してください。

VEGAS Pro 2026 (Build 66)では、MAGIX時代から積み重なっていた「118個ものバグ」を一掃し、一部のレガシー機能も削除されました。新しく生まれ変わるんだという意思を感じさせます。
また、最新GPUアーキテクチャ「Blackwell」への最適化が行われ、4:2:2素材のハードウェアデコードというプロが渇望した機能を投入、VEGAS Proはプロ仕様を満たしているんだぜという強烈なメッセージも伝わってきます。
118個のバグ修正は、Boris FXの徹底した品質へのこだわりが感じられます。それにしてもこんなにもバグがあったのかと驚かされます。
「もうVEGASは不安定なんて言わせない」新生VGAS Proは、Boris FXのそんなプライドを感じさせるアップデート内容となっています。
以下、公式に発表された新機能および修正・改善点の一覧をまとめます。
一部機能「Speech to Text、Text to Speech、ロイヤリティフリーコンテンツ(StoryBlocks)」はサブスク版のみ利用可能という情報あり。日本語版は買い切り版のみの販売がこれまでの流れだったので日本語版ではこれらの機能は利用できないかもしれません。
- 新機能
-
- NVIDIA Blackwellハードウェアによる4:2:2 GPUデコードのサポート
- 完全オフライン Speech to Text(音声から文字起こし)
- 完全オフライン Text to Speech(テキストを音声化)
- Apple ProRes RAWフォーマットをサポート
- VEGASコアエンジンにおける色変換処理の精度を向上
- メディアデコードパイプラインを効率化
- GPUレンダリングパイプラインの改善
- OFXタイムラインエンベロープ機能の開発を継続
- OFXのサポートを更新
- ProResエクスポート時のレンダリングテンプレートで、カスタマイズ可能なカラー情報が利用可能に
- サムネイルとプロキシメディアの生成をGPUパイプラインへ移行(より正確な色空間データの処理と処理速度の向上)
- REDメディアの.RMDサイドカーファイルのサポートを追加
- ビデオスコープの表示とパフォーマンスの改善
- Smart MaskにおけるAMD NPUのサポート
- StoryBlocksをエクスプローラーウィンドウに統合
- バグ修正・機能の改善
-
- カラーグレーディングパネルにおけるドイツ語のローカライズ問題を修正
- TSオーディオストリームを含むMPGファイルの音声が正しく読み込まれるよう修正
- HDV 1080iフッテージの音声同期が正しく行われるよう修正
- AC-3オーディオを含むMPEGビデオ読み込み時のクラッシュを修正
- イベントのビデオプロパティで色範囲設定を変更した際、プレビューウィンドウに即座に反映されるよう修正
- プロジェクトメディアウィンドウで一部のサムネイルが上下反転していた問題を修正
- HDRモード終了後にビデオスコープが正しく更新されるよう修正
- ファイルパスにユニコード文字が含まれる場合の外部LUT適用不具合を修正
- リスナーサブメニュー使用時のオートダッキングが正常に動作するよう修正
- カラーグレーディングパネルで行われたすべての変更が、プロジェクトの「変更あり」としてマークされるよう修正
- 一部のProResレンダリングテンプレートの誤った名称を修正
- プラグイン選択ウィンドウにおける色、配置、境界線の表示問題を修正
- プレビューウィンドウのステータスエリアにツールチップを追加
- BMRAWファイルを含むプロジェクトでVEGASからフォーカスが外れた際のクラッシュを修正
- ウィンドウの開閉やフォーカス移動時のトグル挙動をアップデート
- 「イベント属性を選択して貼り付け」のキーボードショートカットが期待通りに動作するよう修正
- 「拡張編集モード」のキーボードショートカットは、デフォルトで削除されました
- リフトカラーホイールでの黒点指定時に、輝度値が100%近くにシフトしてしまう問題を修正
- リフトカラーホイールでの白点指定時に、輝度が誤った位置に移動する問題を修正
- カラーグレーディングパネルのゲイン(Gain)パラメータのツールチップを修正
- トラック上で調整されたHSLカーブが正しく適用されるよう修正
- カラーグレーディングパネルの「スコープに制限を表示」ボタンにツールチップを追加
- HSLカーブに正しいツールチップを表示
- 左、右、または下部のドッキング領域を含むレイアウトは、解像度の異なるモニターで開いた際、正しくスケーリングされるようになりました
- クロスフェード時のオートダッキングが期待通りに動作するよう修正
- タイムライン下にドッキングした際に一部のパネルが切れてしまう問題を修正
- 「レンダリング」ダイアログの「ユースケース」セクションで、ハードウェアアクセラレーション対応のテンプレートを優先するようになりました
- レンダリングダイアログの「ユースケース」セクションで、ハードウェアアクセラレイティッドテンプレートを優先的に表示
- AIフレームワーク(Onnx, DirectML, OpenVino)をアップデート
- 奇妙な多重化が施されたトランスポートストリームファイルで音声が正しく動作しない稀な問題を修正
- VEGASを最大化している際にWindowsタスクバーの自動非表示が機能しない問題を修正
- ProResのアルファチャンネル検出機能を改善
- 複数のキーフレームを同時に移動させた際、Curves FXが正しく動作するよう修正
- 非対応のDXTプラグインを含むFXパッケージ保存時に警告を表示
- タイムライン再生中にFlicker Controlプラグインが原因でハングアップする問題を修正
- AI Upscaleプラグイン使用時に発生することがあったフリッカー問題を修正
- アプリ全体のUI分割線(スプリッター)の表示を統一
- エクスプローラーウィンドウのファイルリスト生成時に発生していた起動時のクラッシュを修正
- タイムラインまたはプロジェクトメディアウィンドウでサムネイルにアクセスした際のハングアップを修正
- タイムライン上のキーフレームポイントのコピー&ペーストに対応
- タイムライン上でイベントをドラッグした際のオートダッキング・エンベロープの更新不具合を修正
- タイムラインのキーフレーム曲線の描画問題を修正
- タイムライン上に選択範囲が存在しない場合でも、タイムライン下部のステータスバーにある「選択範囲の長さ」ボックスを正しく編集できるようになりました。
- カラーグレーディングパネルの「すべてリセット」実行後にアスタリスクが表示され続ける問題を修正
- ブラジルポルトガル語版の一部の誤訳メニュー項目を修正
- FXアニメーションペインでノードタイプを変更した際のクラッシュを修正
- オートダッキング・エンベロープが時折消失する問題を修正
- サードパーティのレンダリングオプションが共通のレンダラーの一部として利用可能に
- ACESバージョンのラベル表示をアプリ全体で統一
- エクスプローラーウィンドウのサムネイルサイズ設定が次回起動時まで維持されるよう修正
- WMF形式のカスタムテンプレートダイアログにおいて、ビデオとオーディオのタブ順を修正
- 「メディアのプロパティ」ダイアログからメディア設定を正しく保存できるようになりました
- タイムラインキーフレームの選択ワークフローを改善
- タイムラインキーフレームのドラッグ挙動を改善
- カラーグレーディングパネルにフォーカスがある状態でスリープ(アイドル状態)から復帰した際のクラッシュを修正
- ビデオFXウィンドウのすべてのタブで「+」ボタンが正しく動作するよう修正
- MOVコンテナ内の特定のGH4 AVCファイルのストリーム2を再生する際に発生していた音声のポップノイズを修正
- AACエンコーダーをアップデート
- 「選択したイベントを表示」オプションが有効な状態で、タイムラインの選択に合わせてSpeech to Textのイベントリストが正しく更新されるよう修正
- 一部のAVC素材をタイムラインでシークした際のクラッシュを修正
- ネストされたプロジェクトが試用モードでクラッシュする問題を修正
- ビデオFXウィンドウの「お気に入り」アイコンが常に正しく動作・表示されるよう修正
- ビデオFXウィンドウのスクロールおよび選択に関する問題を修正
- レンダリングダイアログで全フォーマットが表示されていない場合の視覚的インジケーターを改善
- Vegas がサムネイルを取得しようとした際に発生する可能性があったフリーズを修正
- フレームバッファリング時のメモリ割り当て処理を改善
- カラーグレーディングパネルに欠落していたローカライズを追加
- 「隣接トリム」が正常に動作するように修正
- マルチテイクのオーディオ録音時にリージョンマーカーが正しく生成されるよう修正
- ProResメディアの露出レベルを修正しました。
- タメディアジェネレーターイベントを追加した際に発生する可能性があったクラッシュを修正
- Smart Maskの高精度モデルに関する問題を修正
- AIアップスケールプラグインをパン/クロップと併用した際のサイズ調整に関する問題を修正
- BT.709カラーメタデータを持つProRes 422 HQインポート時のクラッシュを修正
- ビデオFXウィンドウの「+」ボタンが期待通りに動作するよう修正
- MP4コンテナ内のHE-AACオーディオのサポートを強化
- Border FXによるメモリリークを修正
- エンベロープ編集ツールで選択したオーディオエンベロープをドラッグした際のクラッシュを修正
- トラックエンベロープのポイントをタイムライン上のスナップ対象に設定可能に
- 再生中のRAM消費量を削減
- パン/クロップで回転させた状態でAI Upscaleを使用しても、出力サイズが大幅に縮小されないよう修正
- クラッシュの原因となっていたイメージバッファのサイズを拡張
- エクスプローラーウィンドウでネットワークドライブ上のメディアにアクセスする際のネットワーク負荷を軽減
- レンダリングダイアログのフォーマット一覧をアルファベット順に表示
- 無効なパラメータを含むレンダーテンプレートの処理を改善
- 一部のProRes 422テンプレートでのレンダリング時に発生したクラッシュを修正
- AV1, AVC, HEVCコンテナでのAACオーディオレンダリングのルーティングを効率化
- プロキシファイル使用時にプレビュー画像が歪むことがある問題を修正
- 32bit色空間でのProResレンダリング時に、映像が上下反転しないよう修正
- 32bit色空間でのProResレンダリングの露出レベルを適正化
- ProRes 4444メディアからのサブクリップ作成時に黒画面になる問題を修正
- ドッキングウィンドウをゆっくり外す際に、UIが異常な状態になり操作不能になる問題を修正
- DVDレンダリングでDolby AC-3ステレオを有効化
- Motion JPEGレンダリングのパフォーマンスを向上
- タイムラインの空白部分をクリックした際、キーフレームレーンのカーソルが正しく移動するよう修正
- MVEncドライバーの変更に対応
- ffmpegで生成された一部のProRes素材のデコード時に発生するクラッシュを修正
- 試用モード時のウェルカムスクリーンによる高いCPU負荷を修正
- Z-Depthプラグインのモデルを高精度版にアップデート
- プレビュー解像度が「フル」未満の状態でMocha Proプラグインを使用した際のクラッシュを修正
- エクスプローラーウィンドウ内でのファイル削除が正常に動作するよう修正
- エクスプローラーウィンドウでの一部のAVIファイルのサムネイル生成時におけるクラッシュを修正
- オーディオエフェクトの値を手動設定した後にエフェクトを削除した際のクラッシュを修正
- VEGAS終了時に未保存プロジェクトの保存確認ダイアログが開く際のクラッシュを修正
- オンラインヘルプが利用不可の状態でアクセスを試みた際のクラッシュを修正
- 巨大なOpenDML AVIファイルのインポート時に発生したクラッシュを修正
- スケーリング操作におけるビデオエンジンの最適化
- タッチデバイスでの終了時におけるクラッシュを修正
- エクスプローラーウィンドウでファイル拡張子フィルターを設定する際のクラッシュを修正
- Warp Flowトランジションで発生することがあったクラッシュを修正
- デモモードでもすべてのレンダリングフォーマットを表示し、利用不可のものはグレーアウト表示するよう変更
- CPUでデコードされたProRes素材がプレビューウィンドウで暗く表示される問題を修正
- 16bit画像ファイルにおける輝度表示を修正
- メディアプロパティダイアログの設定変更後、32bitビデオレベルで常に正しいビュー変換が表示されるよう修正
- エクスプローラーまたはプロジェクトメディアからWMVをプレビューしようとした際のクラッシュを修正
- パン/クロップツール使用時の重大なパフォーマンス問題を修正
- 保存したレイアウトの復元時に予期しない動作が発生する問題を修正
- Intel製GPU環境でHEVC 4:2:2 12bitメディアが正しくインポートできない問題を修正
- ビデオFXの検索速度を向上
- 起動時のOpenMPのクラッシュを防ぐため、インストーラーにMicrosoftランタイムの更新プログラムを含めた
- 既知の問題・削除された機能
-
- 現在、Particle Illusionはメディアジェネレーターとして利用できません。
- 一部のインターレース形式のメディアファイルについて、「プロジェクトメディア」およびタイムライン上でサムネイルが歪んで表示されることがあります。
- Storyblocksからのダウンロードにおいて、同じメディアを複数回ダウンロードしようとすると、ダウンロードが停止してしまう場合があります。
- テキスト編集ウィンドウが開いている間、タイムラインのパフォーマンスが低下する可能性があります。
- 静止画が誤ったピクセル形式でインポートされ、コントラストが低下する可能性があります。
- アプリケーションの起動時、ドッキングされていないウィンドウが他のUIよりも先に表示されることがあります。
- スマートマスクのフレーム分析を実行した後、アプリを終了すると、Vegasプロセスがバックグラウンドでフリーズする可能性があります。
- 旧バージョンのVegas Proで作成されたプロジェクトの一部のFXプリセットは、Vegas Pro 2026では読み込まれない場合があります。
- Vegas HubはVegas Proから削除されました
- AIアシスタント機能が削除されました
- Print to Tape機能が削除されました
- Sony Wireless Media Adaptorが削除されました
- Vegas Connect機能が削除されました
- レガシーアップスケールおよびズームプラグインが削除されました
- レガシースタビライザーが削除されました
- DVDカムコーダーディスクのインポート機能が削除されました
- バッチレンダリングスクリプトは機能しません




コメント