先日、2020年12月に作成した動画編集用自作PCを紹介しました。そのPCに採用した、ストレージ「Corsair Force Series MP510 480GB NVMe PCIe Gen3 x4 M.2 SSD CSSD-F480GBMP510B」について今回はより詳しく紹介・レビューしたいと思います。
CORSAIR M.2 SSD Force MP510シリーズ 480GB 【Type2280 / PCIe3.0×4 NVMe1.3】 CSSD-F480GBMP510B HD2721
CORSAIR Force MP510 NVMe PCIe Gen3 x4 M.2 SSD CSSD-F480GBMP510Bとは?
CORSAIR Force MP510 NVMe PCIe Gen3 x4 M.2 SSD CSSD-F480GBMP510Bは、米国に本拠地を置き世界50ヶ国以上で展開するPCパーツ&周辺機器製造のリーディングカンパニー「Corsair Inc.」が販売するM.2 SSDです。
SSD容量は480GBで、高速な NVMe PCIE GEN3 x4のM.2に対応し、最大 3,480MB/sec のシーケンシャル読み取り、最大 2,000MB/秒のシーケンシャル書き込みを実現しています。
同一シリーズとして、他に240GB、960GB、1920GB、4TBモデルも販売されていて、960GB、4TBモデルは、最大3,000MB/秒の高速なシーケンシャル書き込みに対応しています。
- メジャーなM.2 Type 2280フォームファクター
- 高速な NVMe PCI Express 3.0 x4インターフェース対応
- 3D TLC NANDフラッシュを採用
- シーケンシャル読込速度 最大3,480MB/s
- シーケンシャル書込速度 最大2,000MB/s
- CORSAIR SSD Toolboxソフトウェアに対応
- 5 年間 CORSAIR 総合保証付き
商品仕様
SSD容量 | 480 GB |
---|---|
フォームファクター | M.2 2280 |
SSDインターフェース | PCIe Gen 3.0 x4 |
NAND テクノロジー | 3D TLC NAND |
SSD SMARTサポート | 対応 |
シーケンシャルリード(CDM) | 最大3,480MB/s |
シーケンシャルライト(CDM) | 最大2,000MB/s |
4Kランダムリード(IOMeter) | 最大120,000 IOPS |
4Kランダムライト (IOMeter) | 最大490,000 IOPS |
重量 | 0.055kg |
寸法 | 80mm x 22mm x 3mm |
消費電力 active | 平均6.7W |
消費電力 Inactive | 30mW |
電圧 | 3.3V, +/- 5% |
耐久性 | 360 TBW |
MTBF(平均故障間隔) | 1,800,000 時間 |
DEVSLP | L1.2 < 2mW |
暗号化 | AES 256-bit Encryption |
保管温度 | -40°C to +85°C |
動作温度 | 0°C to +70°C |
保管湿度 | 93% RH (40° C) |
動作湿度 | 90% RH (40° C) |
耐衝撃性 | 1500 G |
振動 | 20Hz~80Hz/1.52mm, 80Hz~2000Hz/20G |
モデル別比較
CORSAIR Force MP510シリーズの各モデルの主な違いを以下の表にまとめましたので、モデル選択の参考にしてみてください。
Corsair Force MP510 series NVMe PCIe M.2 SSD 240GB | Corsair Force MP510 series NVMe PCIe M.2 SSD 480GB | Corsair Force MP510 series NVMe PCIe M.2 SSD 960GB | Corsair Force MP510 series NVMe PCIe M.2 SSD 1920GB | Corsair Force MP510 series NVMe PCIe M.2 SSD 4TB | |
---|---|---|---|---|---|
型番 | CSSD-F240GBMP510 | CSSD-F480GBMP510B | CSSD-F960GBMP510B | CSSD-F1920GBMP510 | CSSD-F4000GBMP510 |
発売時期 | 2018年10月20日 | 2020年3月 | 2020年3月 | 2019年1月 | 2020年6月6日 |
容量 | 240GB | 480GB | 960GB | 1,920GB | 4TB |
最大シーケンシャルリード(CDM) | 3,100MB/s | 3,480MB/s | 3,480MB/s | 3,480MB/s | 3.480MB/s |
最大シーケンシャルライト(CDM) | 1,050MB/s | 2,000MB/s | 3,000MB/s | 2,700MB/s | 3,000MB/s |
最大ランダムリード(QD32 IOMeter) | 180K IOPS | 120K IOPS | 280K IOPS | 485K IOPS | 580k IOPS |
最大ランダムライト(QD32 IOMeter) | 240K IOPS | 490K IOPS | 700K IOPS | 530K IOPS | 680k IOPS |
耐久性 | 400TBW | 360TBW | 720TBW | 3,120TBW | 6,820TBW |
価格の違いについては以下を参照してください。
Corsair M.2 SSD 240GB Force MP510 series 【Type2280 / PCIe3.0×4 NVMe1.3】 HD2393 CSSD-F240GBMP510
CORSAIR M.2 SSD Force MP510シリーズ 480GB 【Type2280 / PCIe3.0×4 NVMe1.3】 CSSD-F480GBMP510B HD2721
CORSAIR M.2 SSD Force MP510シリーズ 960GB 【Type2280 / PCIe3.0×4 NVMe1.3】 CSSD-F960GBMP510B HD2722
CSSD-F1920GBMP510 [1920GB SSD Force Series MP510 M.2(2280) NVMe 1.3 PCIe Gen 3.0 x4 3DTLC]
CORSAIR M.2 SSD Force MP510シリーズ 4TB 【Type2280 / PCIe3.0×4 NVMe1.3】 CSSD-F4000GBMP510 HD2818
商品紹介
パッケージ表面。
パッケージ裏面。
箱から中身を取り出すとこんな感じ。
製品裏側はこんな感じ。
転送速度を計測してみた
CrystalDiskMarkを使用して、「CORSAIR Force MP510 NVMe PCIe Gen3 x4 M.2 SSD CSSD-F480GBMP510B」の転送速度を計測してみました。
結果は、シーケンシャルリード、ライトともにほぼ公称値と同程度のスピードが出ています。
RAND4K(4Kランダムアクセス)の書き込みスピードがやたら早い結果が出て驚いています。
まとめ
今回購入したCORSAIR Force MP510シリーズの480GBモデルの最大シーケンシャルライト速度は2,000MB/sなので、960GBモデルの3,000MB/sと比べると見劣りしてしまうのですが、読み取り速度は速いし価格を考えると、システムドライブ用に選択する価値はあるのではないかと思います。
すでに使用して約1か月ほどたちますが特にトラブルもなく安定稼働しています。
480GBのSSD容量はシステムドライブとして使用するのにちょうどいい容量なので、システムドライブ用のM.2 SSDを探している人は、「Corsair Force Series MP510 480GB NVMe PCIe Gen3 x4 M.2 SSD CSSD-F480GBMP510B」の購入を検討してみるといいでしょう。
CORSAIR M.2 SSD Force MP510シリーズ 480GB 【Type2280 / PCIe3.0×4 NVMe1.3】 CSSD-F480GBMP510B HD2721
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